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11/6/2004 アクシデント
会社を後にしてから既に2時間
とある顧客の敷地内に着いた
疲れた・・ でも先を急がねば・・
しかし 勢いよくクルマのドアを閉めたその時 激痛は走った
どうして?と思うほど ドアは的確に私の右足をヒットしたのだ
その衝撃から判断して 事の重大さはすぐに想像できた
恐るおそるパンツの裾を捲り上げると そこには予想以上の光景があった
皮膚が半円状に裂け しかも かなり深くえぐれている
以前 人体モデルで見た皮膚断面そのままだ
見るみる赤く染まる皮下脂肪
いくら拭いても止まる様子のない血液
ティッシュが底をつくのに それほど時間はかからなかった
どうしよう・・
傷口のことよりも押している時間と仕事のことで頭がいっぱいになる
なんとしても12時までに入らなければならない顧客があるからだ
やむなく応急処置を済ませて走り出す
確実に裾を濡らす血液
痛みに顔が歪んだ
結局 とある皮膚科を受診したのは16時を過ぎていた
「うむ・・・」
私の傷口を診るなり 唸る医師
「キシロカイン1% Eなし 5ml 」
間髪を入れず 看護師に指示が飛ぶ
「縫いましょうか・・」
なぜか笑顔の医師
はい お願いします・・・
「こちらへどうぞ」
婦長とおぼしき人に案内され 手術台に仰向けに寝かされた
上昇する心拍数
「さて はじめましょうか」
粗暴な外科医とはあきらかに違う手さばき
上手だ ・・・
その安心感からか あるいは今日の気疲れからか
ふと 眠気が襲う
長い一日だった
ありがとうございました
相変わらず笑顔の医師にそう言い残し
帰途についた
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